予防歯科

予防歯科
これからは、治療より予防に時代です。

予防歯科とは、「虫歯や歯周病の原因の歯垢や歯石を取り除き、正しい歯磨きを習慣づける事」で虫歯や歯周病にならないようにする事です。
具体的には、ブラッシング指導、歯垢、歯石の除去、歯の色素やいろいろな着色の除去を行い、最後にフッソでコーティングします。
皆様お1人お1人の口腔内環境にあった予防プログラムを実施しています。

PMTCの導入

「PMTCとは?」 簡単に説明すると、毎日の自分で行なう歯磨きで落ちない歯垢や歯の汚れを歯科医院で専用機器を用いてきれいにクリーニングすることです。
磨き残してしまった歯垢を徹底的に除去して、ピカピカのきれいな歯にします。

プラークスコア
磨き残しがでれだけあるかを数字で示したものです。

専門的な歯磨き指導を受けていない方の場合
プラークスコアは ・・・・ 60%前後あります。(60%の磨き残しがある)

プラークスコアを20%以下に保ち定期的に歯科医院で歯のクリーニングを受けると
30年たっても虫歯を0、抜歯する歯を0にすることが可能です。

日本の現状は
50歳の方の向こう30年間で15本以上が抜歯になっていると思われます。80歳の平均残存歯はなんと5本しかありません。

プラークスコアを20%以下に保ち、歯科医院で定期的に(1ヶ月ー3ヶ月に1度)PMTCを受ける事であなたの大事な歯を虫歯や歯周病から守れます。 

グリーンヒル歯科のPMTCを紹介します。

治療の方法と期間

歯磨きレッスン

私が何回も言っています正しい歯磨きとはバイオフィルムを丁寧に取り除く歯磨きのことです。 コツがありますので、歯科医院で指導を受けられることをお勧めいたします。私は前歯、小臼歯辺りまではハブラシを縦に使うように指導しています。大臼歯部は縦にハブラシが入りにくいのでローリング法やスクラッビング法(小刻みな横磨き)を指導しています。

当院が勧めています4点セットです。ハブラシ以外に糸ようじ、歯間ブラシ、タフトブラシ (小さいブラシ)を使います。

ハブラシを縦に動かし1本1本丁寧に磨きます。モデルは院長です。
歯間ブラシを使用して歯と歯の間のバイオフィルムを取り除きます。歯周病の方には必需品です。 歯と歯肉の境目はタフトブラシを使用して磨きます。普通のハブラシでは入っていかないところが磨けます。
糸ようじで歯と歯の接触している部分を磨きます。歯と歯肉が接している部分も磨きます。
一番奥の歯の外側はハブラシでもタフトブラシでも磨きにくいので糸ようじを使用するとうまく磨けます。

このような4点セットを使用しますとバイオフィルムをかなり取り除くことができます。
100%取り除くことは無理ですので、時々歯科医院でセルフケアで取り除けないバイオフィルムを除去すれば完璧です。

皆さまが正しい歯磨きをマスターされますように当院は歯科衛生士が丁寧に指導しています。
正しい歯磨きを続けますと虫歯も歯周病も激減しますよ。
虫歯や歯周病を発症する前にこのような歯磨きをマスターできれば歯の治療はほとんどしなくて済むはずです。

院長はタフト型音波ブラシを下の写真のGCというメーカーに変えました。
音波ブラシより性能が向上しています。

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